永瀬内科|院長紹介

院長紹介

14年ぶりのご挨拶と副院長就任のお知らせ

皆さま、たいへんご無沙汰しましたが、14年ぶりのご挨拶です。

永瀬内科は2007年11月に開院し、高血圧、糖尿病、痛風、高脂血症などのいわゆる生活習慣病や腎臓病を中心に診療しております。

14年前に開業した時は若いつもりでしたが、もう66歳にもなってしまいました。この間、15000人ほどの患者さんと知り合いになり、診療を続けてまいりました。

ゆっくり話の出来るクリニックを作るつもりが、患者さんが増えるにつれて、なかなか慌ただしい診療になってきておりますが、患者さんの待ち時間が長いのは誰も望みませんから、致し方のないところではあります。

開業以来、14年のあいだにいろいろなことがありました。なかでも、結構大きな病気を経験し、小生も患者になりました。2009年には偶然に脳動脈瘤が見つかり、開頭手術でクリッピングを受けました。動脈瘤をクリップで挟んで出血しないようにする手術です。また2017年には胸腺腫瘍が見つかり摘出手術を受けました。この2回の出来事で自分が患者になってみて、患者さんの不安や医者に頼るしかないことなどを実感し、患者さんに頼られる、いい医者になろうと強く思いました。

また、小生も66歳にもなってしまい、元気な若い力を注ぎこもうと考え、小生の娘の永瀬 惟(ゆい)が2019年4月から常勤になりました。永瀬 惟は守谷で育ち、郷州小学校から江戸川学園取手中・高校を経て、杏林大学医学部を卒業し、日本糖尿病学会・糖尿病専門医、日本内科学会・内科認定医・産業医を取得しています。なお小生は日本内科学会・内科認定医・産業医、日本腎臓学会・腎臓専門医、・指導医、日本透析学会・専門医を取得しております。

娘が糖尿病専門医、小生が腎臓専門医という組み合わせは、増加の一途をたどる糖尿病、そしてそれに起因する糖尿病性腎症から進展する慢性腎不全の診療にはベストマッチングかと自負しています。

小生の診療方針は、我々親子の専門分野の病気はしっかり診療することは言うまでもありませんが、専門外の疾患は適切な専門医のいる病院やクリニックに紹介し、専門外の疾患を抱え込まないということです。すなわち病診連携、診診連携です。医者の大切な能力のひとつは、自分の専門外の医師とうまく連携できることにあります。小生は筑波大で28年間勤務し、診療と学生教育に携わってきました。守谷地区は筑波大の卒業生が多く、一緒に働いてきた仲間が多いのです。よって病診連携、診診連携は極めてスムーズです。

診療とは離れますが、開業当初に、近隣の、今は松並青葉という地名で呼ばれる地域で区画整理の話が起こり、小生も先祖から受け継いだ幾ばくかの土地を所有していたので、区画整理組合の理事長を命じられ、あの街を作ってきました。永瀬内科の開業と並行して、この行事に取り組むことはなかなかたいへんなことではありましたが、幸い、多くの新しい住民の方々に住んでいただき、今、5000人の街が出来ようとしています。ちなみに電柱がないこの街のアイディアを出したのは小生です。この事業を通して、守谷の街により溶け込むことが出来たのは幸いでした。

小さな内科のクリニックですが、皆さんの信頼を損なわないように邁進するつもりですので、娘ともどもよろしくお付き合いをお願いいたします。

開業時ご挨拶 (2007年)

このたび、守谷駅東口に内科医院を開業することになりました永瀬宗重と申します。私は高血圧、高脂血症、痛風、糖尿病、肥満などのいわゆる生活習慣病や腎臓病を専門として、主に筑波大学で患者さんの診療や研究にあたってまいりました内科医です。日本人は統計上すばらしい平均寿命を達成しましたが、私たちの周りを見渡しても、その数字いっぱいの人生を楽しんでいる方は少ないのではないでしょうか?健やかで有意義な老後を送るためには、全身の血管を若く保ち、特に脳や心臓の老化を防止することが必要です。

私たちが生きていくためには、空気の2割を占める酸素を呼吸することが不可欠ですが、近年、活性酸素と呼ばれる悪い酸素が私たちの体内で発生し老化に関連していることが分かってきました。私はこれまで活性酸素と病気の関係を研究してきましたが、活性酸素の害から私たちの体を守るためには食生活など生活習慣の改善が必要で、場合によっては薬が有効な場合もあります。

私も自分自身の健康を考える歳になりました。そこで、これまでの研究の応用編として、患者さんと一緒に健やかな老後を送るための生活の改善を考えていきたいと思っています。ゆっくり、のんびり話が出来る理想の診療環境を作るためにこのクリニックを作りました。

医師、看護師、事務ともども不慣れではありますが、最新の電子カルテを導入し、新しい時代の外来診療に取り組んで行くつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。

略歴

院長

1973年
茨城県立土浦第一高等学校卒業
山形大学医学部入学
1979年
山形大学卒業
医師国家試験合格
筑波大学付属病院内科医員
1985年
筑波大学病院内科レジデントコース修了
筑波学園病院内科医員
1986年
筑波大学臨床医学系内科講師
1989年
米国アルバートアインスタイン医科大学留学(1989年~1990年)
1997年
筑波大学臨床医学系内科助教授
2006年
国際医療福祉大学臨床医学研究センター教授
2007年
当院開業

副院長

2004年
江戸川学園取手高校卒業
2011年
杏林大学医学部卒業
2011年
杏林大学医学部付属病院 臨床初期研修
2013年
杏林大学医学部付属病院 糖尿病・内分泌・代謝内科入局
2019年
永瀬内科入職

資格

院長

  • 医学博士(筑波大学)
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本腎臓学会認定専門医・指導医
  • 日本透析療法学会認定専門医
  • 日本酸化ストレス学会会員
  • 日本糖尿病学会会員
  • 日本抗加齢医学会会員
  • 日本医師会認定産業医

副院長

  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本糖尿病学会認定専門医
  • 日本糖尿病協会療養指導医
  • 日本医師会認定産業医

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